ロンドン市長はイーストロンドン地域に英国最大の3Dプリントセンターの建設計画を発表した
イスラム教徒初のロンドン市長として話題となった新しいロンドン市長サディク・カーン氏は、イーストロンドン(英国首都東部地域)の再開発計画の一環として、この地域に英国最大の3Dプリントセンターの建設を発表した。
同国の3Dプリント関連技術に対し次々と投資を行っている英国政府は、テムズ川河口域をクリエイティブ産業の拠点とし、ロンドンの文化的かつ創造的な産業を育成するため再開発計画を推進。
ロンドン市長はこの再開発計画の一部として、ウェストハム地区シルバータウンにある古い工場を改装した英国最大の3Dプリントセンターの建設計画を発表した。
3Dプリントセンターが入居する予定の建物の完成予想図
新たに建設される3Dプリントセンターは、大規模なアート作品などを製造するための最先端設備の一部として機能する計画が盛り込まれている。
3Dプリントセンターを始めとした再開発計画により、2050年までに数万人規模の雇用と、数百億ドル相当の経済効果をもたらすと推測されている。
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