メーカーボット・インダストリーズは3Dプリンタの組立拠点を閉鎖し製造を外部へ委託
Stratasys傘下であるMakerBotは、同社の3DプリンターReplicatorシリーズの製造を、世界最大の設計・製造ソリューションプロバイダの一つ『JABIL』に委託することを発表しました。
同社は今後数ヶ月の内にJabilへ生産を移管するとともに、工場従業員の大幅なレイオフを実行する予定です。
ニューヨークのMakerBot工場
3Dプリンターブームと共に、コンシューマー向け3Dプリンター市場を拡大してきたMakerBotですが、Replicator 5th(第5世代シリーズ)の不振なども重なり業績が悪化。
2015年度中にも複数回に渡るレイオフを実施し、スリム化を行ってきましたが、市場需要への迅速な対応策として製造をJABILに委託し、自社工場を閉鎖することを決定しました。
現在米国Amazonでは、MakerBot社の旧製品「MakerBot Replicator 2」の大幅ディスカウントを行っており、通常よりも$1,200安い$799(送料無料)で販売を行っています。
このディスカウントは米国Amazonのみで、日本Amazonでは実施しておりません。
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