MakerBot第五世代用改良型エクストルーダー

MakerBotはStratasysの協力を得て新型エクストルーダー『Smart Extruder+』をリリース

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Stratasys傘下であるMakerBotは、現行第五世代Replicator用の改良型エクストルーダー『Smart Extruder+』を発表。

MakerBotは、予てより問題となっていた第五世代機の様々な課題に対処するため、業界最大手であり親会社でもあるStratasys社の協力を得てあらゆる角度からスマートエクストルーダーを改良。
トータルプリント16万時間、5800件にも及ぶ実機試験を経て、新型エクストルーダー『Smart Extruder+』をリリースしました。

同製品は2016年1月18日より販売を開始する予定で、メーカー希望価格は$199(既存MakerBotユーザーは、$99の特別価格で提供を予定)。

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今回新たに開発されたエクストルーダーは、既存の第五世代Replicatorシリーズ(Replicator Desktop、Replicator mini、Replicator Z18)と簡単に交換できるよう設計されており、現行機種に対し下記のような機能強化と改善が施されたバージョンへと進化させることが可能。

Smart Extruder+で対応した主な改善事項

  • 優れた熱管理システム
  • ノズル内まで適切にフィラメントを供給する拡張PTFEチューブ
  • より高速なプリント起動速度
  • 洗練されたビルドプレートのレベリング&キャリブレーション機能

フィラメントジャムの原因となっていたフィラメント詰まりを軽減するため、ノズル内にフィラメントを供給するための拡張PTFEチューブを実装。
StratasysのFDM機器のように長いガイドチューブがドライブモーター下部まで延長されているため、現行品で発生していたフィラメント詰まりを軽減。これは最も期待できる改善内容ですね。

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現行エクストルーダーはこの部分でフィラメント詰まりを起こす事が多かった

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Stratasys製品のように延長されたガイドチューブ

さらに精度アップされたレベリング&キャリブレーション機能の他、フィラメントレベルをリアルタイムでPCやモバイル機器(同社のアプリ)へ知らせるスマート・センサを強化。これにより、フィラメント詰まりやフィラメント切れによるエラーを軽減。
また、優れた熱管理システムによりプリント起動速度も改善され、全体を通して大幅な
3Dプリント品質の改善が期待できる。

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コネクトピンも延長されマグネットも強化されたようなので、現行品のような落下のリスクや接続性の悪さも改善されたと思われます。

現行モデルのフィラメント詰まり解消法として公開されている映像(メーカー保証対象外)


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