- 2013-9-8
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公開されていたデータを利用しOculus riftで実機検証
先日投稿したこちらの記事で紹介した「3Dフォトスキャンした超リアル3D人物データをUnityでリアルタイムIBLレンダリング」のデモ映像ですが。
同社から公開されていたデモデータを利用し、「Oculus rift」を使って実機検証!
今後、HMDと3Dプリンティング技術を応用したコンテンツの開発を予定しているため、その検証素材の一つとして試してみました。
ご存知の方も多いと思いますが、Oculus rift自体が現時点ではまだまだ満足できる解像度を持たないため、当然デモ映像と比較すると品質には大きな差があります。しかし、Oculus riftを装着しての没入感はいつも通り良い感じで、VR系が好きな方にはたまらなく楽しいでしょう。
特に、これまでのOculus rift用のデモはゲーム系などに偏った印象があるため、こういったリアル系のコンテンツは、スケール感も伴ってより没入感がアップします。
スケール感にリアルさが無いモノをHMDで閲覧した場合、慣れない人はすぐに酔ってしまいますが、人間のようにスケール感がつかみやすい物は良いですね。
素材が裸の人物と言うことで、ただのエロコンテンツと思われてる方も多いでしょうが、開発側はかなり真面目に取り組んでいますw
デモとしてこのような素材を公開することで、注目度も高まることは必至ですが、リアル感を追及する研究素材としては、肌の質感表現はとても重要ですね。
Oculus riftを装着し、空間内を移動
現行のOculus riftの解像度でも、肌の表現(ホクロやしみ)などある程度確認することができます。
次期モデルのHDバージョンでは、デモ映像に近いレベルまで質感の確認ができるでしょう。
人物に近づき、リアルタイムでライトマップを変更
ライティングによる質感再現の差なども確認できます。
男性キャラと違い、凹凸の大きい女性キャラは、ライティングによる質感の変化がとても分かりやすいですね。
【HMDと3Dプリンティング】
前回も記した通り、この仕組み自体は昔からある技術を応用した物に過ぎません。
id.artsでも、10年程前から自社でVRシステムなどを開発してきましたが、数年前まではレンダリング機器の性能に左右されていたこれらのコンテンツも、ハード性能の飛躍的な向上により、より手軽に開発できるようになってきました。
id.artsでは現在、HMDと3Dプリンティング技術を応用した様々なコンテンツの開発を進めています。
詳細については、後日改めて公開する予定です。
42台の42 Canon DSLRカメラを使って3Dフォトスキャン
デモ映像
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