3Dプリント銃部品を識別するアルゴリズム

3DPrinterOSとモントクレア州立大学が共同で3Dプリント技術を活用した銃部品の識別アルゴリズムを開発

クラウド型3Dプリント管理ソリューションを提供する 3DPrinterOS は、最先端のファブリケーションラボである米国のモントクレア州立大学の研究拠点 MIX Lab と連携し、3Dプリントによって製造された銃部品を識別するアルゴリズムを開発した。

近年、3Dプリント技術の普及により創造性や製造技術の新たな可能性が広がった一方で、追跡が困難な銃や銃部品の製造が可能となり、重大な社会的懸念が生じている。このような状況を受け、3DPrinterOSとMIX Labは、3Dプリントされた銃部品を識別するアルゴリズムを開発。
この取り組みは、モントクレア州立大学の最先端の研究施設と3Dプリント技術の専門知識を活用し、銃部品の識別システムを構築することで、製造業者や教育機関、法執行機関が潜在的に危険な部品の配布を監視しやすくすることを目指している。

3DPrinterOSのグローバルセールス担当副社長であるルネ=オスカー・アリコ氏は「この連携が3Dプリントの安全な活用に向けた道を切り開くことを期待しています。モントクレア州立大学MIX Labとの協力により、学術的な知見を活用して、社会的な課題に対応する強力なソリューションを構築します」と述べている。
また、モントクレア州立大学MIX Labの共同ディレクターであるジェイソン・フラスカ氏は「この連携は、技術と公共の安全の交差点を探る貴重な機会である。3Dプリントされた銃器に関連するリスクを特定し、軽減するシステムの開発に知識を活用できることを楽しみにしています」と語っている。


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