- 2014-9-27
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SpaceX社のロケットでISSに運ばれたZERO-G-PRINTERは数々のミッションに挑戦し、未来のエンジニア教育にも貢献!
先日、ISS(国際宇宙ステーション)に向けて旅立つMADE IN SPACEの3Dプリンターについてお伝えしました(過去の関連記事はこちら)。
雨天により打ち上げが1日延期となりましたが、その後無事打ち上げられ、予定通りにISSにドッキングされました。
SpaceX社のドラゴンロケットに載せられたZERO-G-PRINTERは、ISS内のスタッフにより内部に搬送され、無重力空間(微小重力)上での実験に向けてセッティングが行なわれます。セッティング完了後、同プリンターは数々のミッションをこなし、約一ヶ月の期間を経て地上に帰還する予定です。
ドッキング状態に入るSpaceXの貨物船
計画通りに事が進めば、NASAは近い将来、火星に建設する基地や放射線シールドなどの建造に3Dプリント技術を応用しようと考えているようです。
ここ数年で一気に進化を続ける3Dプリンティング技術を応用することで、宇宙空間や別の星で、衣食住すべてが3Dプリントできる日が来るかもしれません。そんなワクワクするような未来を描くためのティーンエンジニア教育プロジェクトもスタートしています。
開発者たちが見守る中、ISSに向けて打ち上げられたMADE IN SPACEの無重力空間対応3Dプリンター「ZERO-G-PRINTER」
未来のエンジニアを育てる教育プロジェクト
また、今回のプロジェクトを主導するNASAは、多数のスポンサー企業からの支援を受け、米国機械学会(ASME)と提携し、未来のエンジニア教育プログラムの一つとして「Future Engineers 3D Printing in Space Challenge」を開催しました。
将来の科学技術分野を担うかもしれないティーンエンジニアたちに与えられた今回のチェレンジは、無重力空間(微小重力)3Dプリンターによるツールのデザイン!
9月21日からスタートアップした同コンテストは12月に応募が締め切られ、厳選な審査を経て2015年1月に受賞者を発表します。同大賞に優勝すると、ISSと中継を繋ぐNASAの施設に招待(自身と保護者含め招待)され、ISSとのライブ中継やSpaceX社のVIPツアーなどが提供される。また、協賛するShapewaysからは、入賞者がデザインした作品の3Dプリント造形品が進呈される予定。
大人でも参加してみたい内容ですねw
「Future Engineers 3D Printing in Space Challenge」プロモーション映像
とっても素晴らしい映像です
こんな素晴らしいプロジェクトは、是非日本でも開催して欲しいですねぇ
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