ディメンジョン3Dプリンタで造形されたABS製ウクレレ
SolidWorksでモデリングされたウクレレ
造形には、弊社も所有するストラタシス社の3Dプリンターを使用されたようです。
機種は「Dimension 1200es」
『材料コストは、約170ドル』
日本国内の代理店から購入する材料価格で換算すると、もう少し割高感があるかもしれません。
当然、米国等ではプリンタ本体の価格だけでなく、材料費も異なります。
数年前、米国に直接材料購入を依頼しましたが
「日本には売れないから、そちらの代理店から買って」と即答が
当然ですねw
『造形時間は、約37時間』
「そんなに掛かるの?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、この造形サイズで37時間であれば、かなり早い方ではないでしょうか?
同社製の3Dプリンタユーザーの立場としては、造形時間の心配よりも
この造形方法(ボディの一体成型)時に発生するエラー(プリントエラー)等のリスクが心配です。
低価格なパーソナルプリンターと異なり、安定した動作が特徴のStratasys製品ですが
造形エラーが100%発生しないわけではありません(確率はかなり低いですが)。
一体成形時にエラーが発生した場合、エラー発生前までの造形品全てが無駄になってしまいます。
こういったトラブルを避けるため、弊社では可能な限りパーツを分割するなど、造形エラーの回避策と造形時間軽減、材料コスト軽減に努めています。
こういった部分のノウハウは、経験を重ねていかないとベストな判断が難しい部分ですね。
id.artsでは、3Dプリンタ導入に関するコンサルも実施しています。
このような造形に関するノウハウや、新しいビジネス展開のアドバイスなどにも対応しているので、興味のあるご担当者様は、気軽にお問合せください。
【演奏動画】
http://www.youtube.com/watch?v=qPyXMG_8DEA
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