株式会社SO-KENがリリースした低価格ダイレクトフードプリンタ「TP-101E」
CES2014で大きな注目を集めた、3DSystemsの食用原料3Dプリンタ「ChefJet 3D Printer」シリーズ。
ChefJet シリーズは粉末砂糖を原料に食用砂糖菓子を立体造形するプリンターですが、こちらの「TP-101E」は、厚さ15mm、重量500gまでのクッキーやマシュマロなどの表面にカラー印刷が可能な食用プリンター。
ダイレクトフードプリンタ「TP-101E」 製品情報はこちら
使い方は超簡単ですね!
専用冶具に位置合わせ用シートや滑り止めシートを並べ
レイアウトソフトで画像を配置
通常のインクジェットプリンタと同じようにプリントスタート。
印刷速度等も通常のインクジェットプリンタ同等。
完成!だなっし~
ダイレクトフードプリンタ「TP-101E」の主な特徴と仕様
- 食べられる4色インク(BK/CY/MG/YL)
食品基準に基づき開発されたインクは、食用として安全に使用することが可能。食品衛生法で許可されている食品添加物のみを原料としている。
交換用4色インクは 3,672円(税込) - 衛生面に配慮した仕様
インクカートリッジや洗浄カートリッジは簡単に取り外すことができて、冷蔵庫保管が可能。アルコール除菌スプレーなども付属される。 - 低価格化を実現
本体価格は135,000円(税込)。125mm×190mmの文字印刷範囲にプリントを行った場合のコストは、約19円。直径3cmのクッキーを12個並べた時のクッキー1個当たりのコストは約2円
プリント方式:フルカラーインクジェット
インターフェース:USB、イーサネット
対応OS:WindowsXP、Vista、7/Mac OS X
適合企画:UL、VCCL、RoHs指令準拠、PSEマーク
本体サイズ:W145mm×D285mm×H154mm
プリント範囲:125mm×19mm
プリント対応重量:500g以内
プリント対応厚:1~15mm
印刷密度:5760×1440dpi
セット価格:135,000円(税込)
食用プリンターの可能性
TP-101Eは、従来の高額な食用プリンターとは比較にならないほど低価格にまとめられているため、小さな個人経営レベルの菓子店などでも気軽に利用できる商品となっていますね。
これまでに度々取り上げている食用プリンター関連(過去記事はこちら)ですが、id.artsでもChef Jetシリーズの購入は必須と考えています。今回ご紹介したTP-101EとChef Jetを組み合わせた食品展開などは、かなり面白いことができるのではないかと、既に様々な企画案をまとめているところです。
2次元プリントのTP-101Eと既存の3Dプリンタ技術を利用した使い方も色々展開できそうなので、早々にTP-101Eを入手したいと思います。
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