Steakholder Foods、3Dプリント海老を追加

Steakholder Foods、3Dプリントシーフード製品に植物性エビを追加ラインアップ

先進的な3Dバイオプリンティング技術を用いた培養肉製品を開発するイスラエルのフードテック企業 Steakholder Foods(以下 ステーキホルダー・フーズ)は、2023年12月に発表した「3Dプリントうなぎ」に次ぐ新商品として、本物の海老の食感や風味を模倣するように設計された、世界初の植物由来の3Dプリント海老を発表した。
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同社のシーフードシリーズに新たにラインアップされたこの海老は、ステーキホルダー・フーズの食品技術チームが開発したエビ風味のインクを使用し、魚介類プリント用に設計されたステーキホルダー・フーズ独自の「DropJet」プリンターでプリントされる。

ステーキホルダー・フーズの「DropJet」プリンター

海老市場は、2022年に680億米ドル(約10兆726億円)と評価され、2023年から2030年にかけて年平均成長率5.5%で成長すると予測されており、世界的に市場規模が拡大している。また、2023年に収穫された海老の量は760万トンに達しており、漁獲量・生産量共に増え続けている。
ステーキホルダー・フーズは、同社のパートナーや顧客に対し、増大する需要に対応する手段として、大量かつ効率的で持続可能な生産方法を提供し、従来の海老養殖に代わる実用的で環境に優しい選択肢を与えることを目的としている。

ステーキホルダー・フーズのアリク・カウフマン最高経営責任者(CEO)は次のように述べている。「当社の植物由来の3Dプリントシーフードに2つ目となる新商品を追加することで、パートナーや顧客に、環境問題に対し適切な対応策を提供しつつ、拡大し続ける世界のシーフード市場から利益を得るまたとない機会を提供できると期待しています。」

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