3Dプリンタ住宅購入用「住宅ローン」

オリコ×セレンディクス、3Dプリンタ住宅購入のための 「3Dプリンター住宅ローン」を商品化

日本初の3Dプリンター住宅メーカーであるセレンディクスは、クレジットカード「オリコカード」を発行する大手信販会社オリエントコーポレーション(以下 オリコ)と提携し、セレンディクスが販売する3Dプリンター住宅の購入に利用できる「3Dプリンター住宅ローン」を商品化した。3Dプリンター住宅の購入を目的としたローンはこれまでになく、オリコとしても初の取り組みとなる。

セレンディクスは、日本初の3Dプリンター住宅メーカーとして、2022年に10m2タイプの「serendix10」、2023年に2人世帯向けの「serendix50」の販売を開始するなど、業界に先駆けて3Dプリンター住宅の製品開発を進めてきた。一方で、新しいテクノロジーであり国内で実績の少ない3Dプリンター住宅には、適用される住宅ローンがなく、購入するうえで大きな制約となっていた。オリコとセレンディクスは、この課題に対して、「より自由に家を購入できる社会の実現」を目指して協力し、今後の本格的な量産化に先駆けて「3Dプリンター住宅ローン」を商品化した。

3Dプリンタ住宅「serendix50」

「3Dプリンター住宅ローン」の概要

「3Dプリンター住宅ローン」は、セレンディクスが提供する住宅の購入に対応する、無担保消費性ローンで、地域金融機関が本ローンを提供し、オリコが地域金融機関の保証を担う。個人の顧客を対象とし、利用上限額は1,000万円、利用期間は15年までとしている。セレンディクスが販売する3Dプリンター住宅の価格に合わせて、本ローンのご利用金額やご利用期間をコンパクトに設定。
今後は、法人・個人事業主向けにも小口事業性融資を5月中旬から開始予定。法人・個人事業主の申込み上限金額は500万円、利用期間は最大で5年となる予定。
本ローンの販売に係わるUI設計については、2021年7月からオリコと提携するクラウドローンの仕組みを活用している。

「3Dプリンター住宅ローン」のフロー図

オリコ 金融法人部門 常務執行役員 笠間氏コメント
『当社は今年2月セレンディクス様と「日経優秀製品・サービス賞2023」の表彰式にてお会いし、コストや時間の削減だけでなく、建設業界の高齢化に伴う人材不足への対応など、持続可能な地域づくりへの貢献に資する取り組みとして、本プロジェクトを始動しました。今後とも、サステナビリティを経営の軸に据えた中期経営計画において、「GREEN」「DIGITAL」「OPEN INNOVATION」を切り口として、お客様起点で価値を創造し、社会への貢献と企業価値の向上を実現していきます。』


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