世界最大の3Dプリント製スケートパーク

QOROX、ニュージーランドのスケートパークに世界最大の3Dプリント製スケート用構造物を建設

3Dプリント住宅や商業施設を手掛けるニュージーランドの建設会社 QOROX は、ニュージーランドの北東部にある都市タウランガにある公園「Destination Skatepark(デスティネーション・スケートパーク)」内に、世界最大の3Dプリント製スケート用構造物「The Wave」を建設した。

QOROXは、オランダの建設用3Dプリンタメーカー CyBe のモバイル3Dコンクリートプリンター「CyBe RC(Robot Crawler)」と、コンクリート材料混合機「CyBe Power Pack」、QOROXのモルタル「Q-Ink」を使用して、長さ12メートル×高さ3メートルの3Dプリントされたクォーターパイプ、棚、支柱を含むスケート用構造物を製作した。
7つの異なる要素から構成されたこの構造物は、約5時間でプリントされ、世界最大の3Dプリントスケート用構造物として認められている。

3Dプリント中の「The Wave」

QOROXの建設用材料であるQ-Inkは、コンクリート3Dプリンティングに不可欠な成分をブレンドしたもので、地元で調達した低炭素素材と混合して使用することで持続可能性を高めており、従来のコンクリートよりも30%少ない二酸化炭素排出量でパーク建設を実現した。


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