オリンパスの技術をオープンにしてユーザーと共に拡張するOPC Hack & Make Project
OPC Hack & Make Projectは、光学機器&電子機器メーカーオリンパスによって生まれた、オープンプラットフォームのプロジェクト。
オリンパスの高い技術をオープン化し、誰でも自由にハック&メイクできる、マイクロフォーサーズ規格のイメージセンサーとレンズマウントを搭載するカメラシステムです。同プラットフォームを利用し、デベロッパー、クリエイター、ユーザーなどが自由に新しい写真体験を開拓していくと言うプロジェクトです。
OPCでは、交換レンズやアクセサリーに加え、カメラ操作に必要なハードウェアやUIをユーザーが自由に選択できるカメラです。Android/iOSのアプリ開発に必要なSDK「Olympus Camera Kit for Developers」も提供されており、開発者はOPC(オープンプラットフォームカメラ)用のアプリ開発が可能。
SDKキット内容
APIライブラリ
- iOS framework形式
- Android jar形式
サンプルアプリ
- 撮影アプリ:ライブビュー表示、タッチAF撮影、撮影パラメータ設定、撮影画像確認
- 再生アプリ:カメラ内に保存した画像の一覧表示、各画像のプレビュー、端末への画像転送
ドキュメント内容
- APIリファレンス:APIライブラリの使い方
- サンプルアプリ:説明 サンプルアプリの使い方
- 概要説明:SDKの基本的な使い方
- ガイドライン:アプリを作るうえで特に気をつけていただきたいポイントの説明
外装設計に必要な3Dデータ(stl)も公開
また、外装パーツ開発に必要な3Dデータキット「Olympus Cakera Kit for Creators」も公開されており、OPCを自由にカスタマイズが可能となっています。
3Dデータを利用した作例
フリーランスデザイナー皆川さんと、武井さんがユニットを組み開発中の屋内用撮影装置「movement」
OPCでは、交換レンズやアクセサリーに加え、カメラ操作に必要なハードウェアやUIをユーザーが
SDKや3Dデータを活用し、このシステムを”Hack & Make”できるこのプロジェクトは、従来のカメラユーザーには無い新しい楽しみ方を広げるキッカケとなりそうな素晴らしいプロジェクトですね。
早速、id.artsでも「Hack & Make」してみる予定です!
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