NASAがISSで実験した3Dプリント用データ一式を公開

NASAは国際宇宙ステーションで実施されたZero-G 3Dプリント試験の3Dデータ一式を公開

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地上でのテスト段階から繰り返しその動向をお伝えしつづけてきた、無重力(微小重力)対応3Dプリンタ「Zero-G 3D Printer」。先日、同プロジェクトの初ミッションを終えた造形サンプルが地上に帰還した事と共に、同ミッションで実施されたプリントデータの一部がNASAから公開された事についてお伝えしました。
そして今回NASAは、同ミッションで利用された、全ての3Dモデルデータを公開しました。

ダウンロードはこちらから
画面下部にある「Download stl file」に全てのデータが含まれています。

公開されたのは、下記14種類のデータ
誰でも無償でダウンロード可能なので、興味ある方は是非試してみてはいかがでしょうか?我々も、先日のレンチに続き、全てのデータを造形してみようと思っています。

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最上段のレンチについては、先日id.artsでも造形した話題を件をお伝えしました。

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無重力空間での3Dプリント技術は次のステップへ

NASAは次のミッションとして、プリンタ用の原料に廃棄物を使用する計画を進めています。無重力空間での3Dプリント材料に、リサイクル品(ゴミ類)を利用できるようになることは、ISSに新しいプリンタ材料を運送するリスクを軽減し、最終的に宇宙空間でのゴミ処理問題にも貢献するのではないかと考えている。ペットボトルなどをリサイクル材料にした3Dプリンタはこれまでに幾つもありましたが、国際宇宙ステーションや将来的に宇宙船内でのリサイクル対応は、非常に大きな意味をもたらすのではないでしょうか?


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