透明素材の中に描く3D彫刻機「M7 Pro」

ガラスやクリスタルの内部に立体彫刻可能な多機能レーザー加工機「MR Carve M7 Pro」がKickstarterに登場

レーザー加工機の新たな可能性を示す「MR Carve M7 Pro(Etch)」が Kickstarter で大きな注目を集めている。同製品は、従来の表面彫刻に加え、ガラスやクリスタル内部に立体的なデザインを刻むことが可能な次世代型レーザー彫刻機で、デザインや工芸、パーソナルギフトの制作を一段と進化させる画期的なツールとして、世界中のアーティストやメーカーから支持を集めている。

さらにこのレーザー加工機は、多機能性も大きな特長で、内部彫刻に加えて、ガラスや金属への表面レーザー彫刻、木材や革といった有機素材への加工、さらには薄い素材の切断まで1台でこなす。
アート作品の創作からオリジナルギフトの制作、小規模な試作や商用生産にまで対応できるため、クリエイターやメーカーにとって強力なツールとなる。

デザイン面ではコンパクトさと使いやすさを重視し、デスクや小規模工房にも簡単に設置できるサイズに仕上げている。直感的な操作画面と一般的なファイル形式への対応により、誰でもすぐに作品制作を始められる。さらに、複数の加工モードを自由に切り替えられるため、用途ごとに機械を使い分ける必要がなく、コスト削減と省スペース化にもつながる。

Kickstarterキャンペーンは開始直後に目標額を突破し、8月20日現在で80人を超える支援者から5,000万円を超える支援を受けている。
スーパーアーリーバードモデルが29,675香港ドル(約¥560,900)から調達可能なM7 Proは、精密さと手頃な価格を両立させた点が高く評価され、特に個人クリエイターや小規模事業者のニーズに応える存在として支持を広げている。
今後の課題は安定した生産体制やアフターサポートの確立にあり、ソフトウェアの定期更新も信頼性を高める要素となるだろう。


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