- 2014-3-18
- 最新情報
- 3DPrinting, 3DSystems, 3Dプリンティング, 3Dモデリング, Android Wear, Makerbot, Replicator, Stratasys, ウェアラブル, スマートウォッチ, テクノロジー, デザイン, 試作
Motorola、Android Wear搭載のスマートウォッチ「Moto 360」を発表
MotorolaはGoogleの「Android Wear」ウェアラブルOSを採用した新しい端末Moto 360を発表した。
Moto 360は、シンプルなラウンド型デザインのスマートウォッチデバイス(Android Wearは、デバイスのスクリーンとして角型と丸型を選択することが可能)。
主な機能として
Googleデバイスで標準となった「OK Google」音声コマンド入力機能、電子メール受信、カレンダー機能などを搭載。機能としてはシンプルですが、元々Motorola社の狙いとしても、ファッション性など意匠性を重視した製品と位置づけているようですね。
発売時期は2014年夏(アメリカでの先行販売を予定)
3Dプリント技術を活用したモックアップ制作
下記動画でも確認できる通り、Moto 360の開発段階では複数の3Dプリンタを使ったモックアップ制作が行われています。Replicator 2による外装造形、光造形ではブレス駒などをプリントされているようですね。
https://www.youtube.com/watch?v=dnerqDWwVgg
ウォッチ開発の現場で活用する3Dプリント技術
これまで何度もご案内した通り、id.artsでは毎年数多くの腕時計デザイン開発を行い、様々な製品を世に送り出しています。
腕時計の本試作では、金属を削りだしたパーツ造形よる本番相当のモノを制作しますが、初期の意匠確認段階では3Dプリンタをフル活用しています。キーエンス/Agilista、エンビジョンテック/PERFACTORY、Objetなど用途に応じて複数の造形機器を用いた初期モック制作を行っています。
下図は、3Dモデリング~3DCG(3D Studio Max + VRay)によって制作したデザイン画です。このような3Dモデルをベースに、意匠確認モックを3Dプリントします。当然、量産品の開発も全て3次元化されています。
続々登場するスマートウォッチ
Googleが発表した「Android Wear」を採用したスマートウォッチが年内中に各社から発売予定
Asus 、HTC、LG、Motorola、サムスン、Broadcom、Imagination、インテル、Mediatek、Qualcomm、Fossil Group などからリリース予定。年内中に Android Wear ウェアラブル端末の発売開始予定。
https://www.youtube.com/watch?v=QrqZl2QIz0c
こちらはハンガリーのデザイナー「ガボール・バログ」氏がデザインしたスマートウォッチ(コンセプトモデル)
海外メディアなどでも注目されているこのウォッチは、シンプルな外装に精度の高いUI(液晶ディスプレイ)に革ベルトを装着したモダンでクラシカルな印象のデザイン。このコンセプトの元となった製品はこちら「HAVANA NEVIL BROWN」という時計。
ガボール・バログ ポートフォリオ
ウォッチ開発のプロとして、id.artsでもスマートウォッチのコンセプトデザインを展開しています。
詳細は近々公開予定です。
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