自宅で靴を作る時代へ、3Dプリンター対応シューズ登場

SCRYとBambu Labが共同開発、3Dプリンターで出力可能なシューズブランド「Formism」をMakerWorldで発表

実験的な靴づくりを展開する中国のフットウェア企業 SCRY は、3Dプリンターメーカー Bambu Lab と共同で、安価なFDM方式3Dプリンターで造れるフットウェアブランド「Formism」を立ち上げ、3Dプリントユーザー向けのオンラインプラットフォーム MakerWorld で公開した。

本プロジェクトは、3Dプリンターを使った個人向けの靴づくりを広げることを目的としており、公開後から注目を集め、2026年1月に開始したクラウドファンディングでは、目標金額を大きく上回る支援が集まっている。
現在は、ヒールタイプ、ユニセックスモデル、スニーカーの3種類が用意されており、1モデルごとの購入に加え、複数モデルをまとめたパッケージや、実際に出力された完成品を受け取れるプラン、商用利用が可能なライセンスも提供されている。3Dプリンターと3Dプリント技術を前提とした販売方法が、個人だけでなくクリエイターや事業者にも向けられている点が特徴である。

これらのシューズはTPUなどの柔らかい素材での出力を想定しており、色や硬さを自分で選べるため、好みや用途に合わせた調整ができる。一方で、仕上がりの品質はプリンター設定や素材選びに左右されるため、ある程度の工夫や知識が必要になる。

今回のFormismの取り組みは、3Dプリンターによる靴の自宅製造が、実験的なアイデアから現実的な選択肢へ近づいていることを示している。すぐに従来の靴を置き換えるものではないが、個人が自分の手で靴を作るという新しい選択肢として、今後の広がりが注目される。


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