- 2026-3-31
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マルチマテリアル3Dプリントシステムの課題である廃棄材料問題を解決するフィラメント再生装置
3Dプリンター関連製品を展開する Creality は、3Dプリンターで発生する廃材を再利用し、新たなフィラメントとして再生できる「Filament Maker M1」と「Shredder R1」をクラウドファンディング Indiegogo からローンチ。目標額を大幅に上回る資金調達に成功した。

Bambu Lab 製品に代表されるマルチマテリアルタイプの3Dプリンターでは、造形に失敗したモデルやサポート材などの廃材が大量に発生し、それらは再利用が難しいため廃棄されるケースが一般的である。本製品はその課題を解決する「クローズドループ型」の仕組みを採用し、廃材を再び材料として循環させることを可能にする。
まず「Shredder R1」は、不要になったプラスチック素材を細かく粉砕し、均一なサイズの粒状素材へ加工する。これにより、再利用時の品質のばらつきを抑え、安定したフィラメント生成を支える。また、乾燥工程も統合されており、素材の水分を取り除くことで、造形品質の低下を防ぐ設計となっている。
次に「Filament Maker M1(以下 M1)」が粉砕された素材を加熱して溶かし、細いフィラメントとして押し出す。M1は複数の加熱ゾーンと冷却システムを組み合わせることで、均一な太さと安定した品質のフィラメントを生成できる。最大で約1kg/時間の生産能力を備えたM1は、再生素材であっても実用的なレベルの品質を維持できる点が大きな特長である。

さらに本システムは、PLAやPETG、ABSなど複数の材料に対応しており、色の調整や独自配合によるフィラメント開発も可能である。これにより、ユーザーは市販材料に依存せず、自ら素材を設計できるようになり、研究開発や教育分野においても高い価値を発揮する。
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