Bambu Lab、3Dプリント玩具ブランド「CyberBrick」を発表

3Dプリント、エレクトロニクス、プログラミングを組み合わせた新しい学びの形「CyberBrick」がKickstarterに登場

デスクトップ型3Dプリンタのリーディングカンパニーである Bambu Lab は、3Dプリント、エレクトロニクス、プログラミングを組み合わせたモジュール式のエコシステムで、インタラクティブな玩具やガジェットを作成することができる新たなプロジェクト「CyberBrick™」を発表した。​本プロジェクトは、2025年3月15日よりクラウドファンディング Kickstarter 上でキャンペーンを開始し、4月15日から出荷を予定している。

CyberBrickの主な特徴は、超小型のスマートモジュールを活用し、リモコン車両やインタラクティブなロボットなど、多彩な3Dプリントプロジェクトを構築できる点にある。​これらのモジュールは、SMDパッチ技術やマイクロインターフェースを採用し、はんだ付け不要のデザインとなっており、初心者からエキスパートまで幅広いユーザーが簡単に組み立てられる。​また、Bluetooth接続やマルチプラットフォーム対応のアプリを通じて、直感的な設定やパラメータ調整が可能で、MicroPythonを用いた高度なカスタマイズもサポートしている。

さらに、CyberBrickは、ハードウェアモジュール、ソフトウェアツール、そしてコミュニティプラットフォームからなるエコシステムにより、誰でも自分のアイデアを迅速かつ効率的に形にし、収益化することが可能であり、3Dプリントとモジュール設計を活用することで、従来の使い捨て玩具に代わる持続可能な選択肢を提供する。

Bambu Labユーザーが集う「MakerWorld」コミュニティは、制作者がデザインを共有し、プロジェクトで協力し、作品から収益を得ることができる活発なデジタル空間を提供し、クリエイティブな起業家精神の新時代を促進する。

Bambu LabのCEOであるDr. Taoは「CyberBrickを通じて、私たちは玩具やガジェットの製造方法だけでなく、クリエイターから消費者へのサプライチェーン全体を変革しようとしています。製造工場、輸送、小売の必要性を排除することで、廃棄物と炭素排出量を大幅に削減しています。この分散型製造アプローチにより、3Dプリンターは個人の製造拠点となり、無限の可能性を提供しながら、環境への影響を最小限に抑えます」と述べている。


関連記事

3DP id.arts の最新投稿をお届けするニュースレターへの登録はこちら

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でid.artsをフォローしよう!

     

ページ上部へ戻る