AutodeskはリアリティキャプチャソフトMementoのベータ版公開

Autodeskは強力なキャプチャソフトAutodesk Memento beta(ベータ版)の一般公開を開始!

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Project Mementoと言う名前で一部ユーザーにのみ提供されていたAutodesk Memento beta(ベータ版)が、無償(パブリックベータ版のみ?)で一般公開されました。早速我々もインストールし、検証を行っています!

Autodesk Memento beta(ベータ版)は、写真から3Dモデルの構築が可能な123D Catchに、3Dプリント機能に適したMeshmixerを統合したようなソフトウェアです。
Artec 3Dスキャナやレーザースキャナから読み込んだハイメッシュキャプチャデータの他、様々なツールで連続撮影された画像などから高精度な立体データを構築(撮影された画像をアップロードすると、クラウド上で処理される)。
構築された3Dデータのエラーチェックや修復はもちろん、スカルプティング機能によるスムージング処理など、データの編集作業が可能。ハードへ依存する部分もあると思いますが、2億ポリゴンメッシュの生成と編集にも対応(インストール時には、DirectXのインストールが必要となります)。

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複数アングルの写真から立体データを構築

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3Dプリント前の修復機能

また、3Dプリントセッティング機能では、デフォルト設定されたStratasysやMakerBotプリンターに最適化したデータのセッティングが可能で、よりシームレスに3Dプリント環境へ以降できる。

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Decimation可能なExport機能も良い感じですね。FBX形式やOBJ形式を選択し、ポリゴンリダクションと共にディフューズマップ・ノーマルマップ・ディスプレイスメントマップの掃出しが可能なこの機能。無料ツールで、ここまでサクっとデジメーション可能なのは素晴らしいですね。
まだ検証中ですが、スキャンデータからUnityへの転用も試しています。

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Decimation機能では、ポリゴンの軽減レベル調整の他、書き出されるマップの種類や解像度など選択が可能。

現在はWindows版のみのリリースですが、Mac版についても現在開発中とのことなので、こういった高機能なツールの少ないMacユーザーにとっても朗報ですね。

Autodesk Memento機能紹介用PV


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