Afiniaから造形領域を大幅に拡張した高解像度新型3DプリンターH800を発表
安定した高い造形精度を有するFDM方式コンシューマー機の人気機種Afinia H480に、後継機となるH800が発表されました。
H800は、H480よりも造形領域を5倍に拡張し、印刷速度も30%高速化された高解像度新型機。H480の高い造形精度を知るユーザーにとっては、正に待ち望んでいた機種かもしれませんね。
新たに設計されたソフトウェアでは、モデルのレイアウト、拡縮や複製を簡単に制御することが可能。更に、スマートサポート機能では、システムのアルゴリズムにより算出された自動サポート機能により、最適なサポート生成と材料調整を行うことができる。
同機は、2015年1月6日から10日まで米国ラスベガスで開催される「CES2015」でも展示される(Afiniaブース#71921)。なお、現在同機は注文が出来ない状況ですが、ウェイティングリストを公開しており、新型機種を注文したい方は事前登録をすることが可能になっています。
H800の主な特徴
- プリンタ本体サイズ:385mm×520mm×495mm
- プリンタ重量:20kg
- ビルド領域:255mm×205mm×205mm
- プリント精度(解像度):0.1mm、0.15mm、0.2mm、0.25mm、0.3mm、0.4mm
- フィラメントサイズと材質互換性:1.75mmのABSまたはPLAフィラメント
- ソフトウェア:ウィンドウズ(XP、Vista、7、8)32/64ビット、およびMAC OSX 10.7
Makerbot第5世代が不具合などの頻発により不調の中、H480相当の安定性を保持したまま低価格化が実現すれば、H800はかなりの人気機種となりそうですね。
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