3Dプリンターと電子工作であなたも今日からダフトパンクの一員?
様々な工作品プロジェクトを公開するAdafruit
今回紹介した同企画は、3Dプリンタと電子工作(LEDとマイコン)でダフトパンクのヘルメットを造ってしまおうというプロジェクト。
ダフトパンク:フランス出身の トーマ・バンガルテルとギ=マニュエル・ド・オメン=クリストの2人組
他プロジェクト同様、Adafruitには製作に必要な各種パーツリスト、造作工程ガイド、3Dプリント用モデルデータの公開、プログラム用コードまで、全てがオープンにされています。電子工作にはハンダ付けなどの最低限の技術が必要ですが、今回の企画では然程難しい工程は無いでしょう。ただし、ヘルメットの造形には、それに準じた造形面積を持つ3Dプリンターが必要ですが、上手く工夫してパーツを分解すれば、コンシューマー機レベルのサイズでもなんとけいけるでしょう。
サンプルとして紹介されているモデルは、透明PLAフィラメントを使い、メタリック塗装仕上げを行っていますが、この辺りもお好みで色々展開できそうですね。
構築に必要なパーツ類
- 2 x Trinket 5V
- or 2 x Pro Trinket 5V
- NeoPixel Strip
- 2 x Slide Switch
- 2 x JST Extension/Connector
- 2 x 1200mAh Lithium Polymer Battery
- Micro Lipo charger for recharging the batteries
- Solder Iron + Solder
- Silicone Wire
- PLA Filament
- 3D Printer
- Heat shrink tubing
電子工作初心者の方は、とりあえずArduinoやmbed等の初心者向け書籍などで学んでみてはいかがでしょう?
これであなたもダフトパンクになれる?
公開されている3Dプリント用のヘルメットデータ(こちら)。公開されているサンプルは、246ミmm×226mm×250mmで造形され、約49時間掛けてプリントしたそうです。実際に造形する際は、利用者の頭部サイズに合わせて拡縮してみましょう。
サンプル(PLA素材)のスライサー設定内容
- Retraction: 800mm
- Speeds: 60/80
- Shells: 2
- Extruder Temp: 225c
- Infill 10%
- Support: Off
- No Heated Bed
造形後は、ガイドに沿って内部にLEDと点滅用マイコンを組み込み、マスキングと塗装を行って完成!
この程度の仕組みであれば、回路を組まずに市販の既成部品を上手く組み合わせても類似した物が作れると思います。ダフトパンクコスプレに興味ある方は、是非試してみましょうw
全工程を紹介した映像
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