- 2026-4-8
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デスクトップで50万色超の本格フルカラー3Dプリントを実現。AI造形機能搭載「iNew3D QC2A」がKickstarterで目標額の1,452%を達成
中国・深圳を拠点とする SIMBA 3D(Tuoyuan Technology)は、デスクトップサイズのフルカラー3Dプリンター「iNew3D QC2A」をKickstarterにて発表した。本製品は、写真やテキストから3Dモデルを自動生成し、そのままフルカラーで出力できるインクジェット方式のフォトポリマー・カラーマイクロジェッティング技術を搭載し、専門知識がなくても高度な造形を可能にする次世代機として注目を集めている。
同キャンペーンは、開始から約45日間で目標額の1,452%(約2億3千万円)の支援を集め、大きな注目を集めている。

キャンペーン開始から約45日間で目標額の1,452%(約145万ドル)の支援を集めた「QC2A」は、従来の多色フィラメント切替方式とは異なり、マイクロジェッティング技術を採用したフルカラー3Dプリンターで、液滴単位で色を混合することで、50万色以上の色表現や滑らかなグラデーション、リアルな質感を造形内部に直接再現できる点が最大の特長だ。
さらに、AIによる3Dモデリング機能を標準搭載しており、写真・AI生成画像・テキストプロンプトから自動で3Dモデルを生成し、カラーやテクスチャを含めた出力可能データを作成できる。これにより、従来必要とされていた3D設計スキルを不要とし、クリエイターや教育現場、プロダクト開発など幅広い用途での活用が期待される。
また、造形プロセスにおいても、ワンクリックでのスライスおよび自動サポート生成に対応しており、水溶性サポート材を採用することで後処理の負担を大幅に軽減し、より簡単でクリーンな運用が可能となっている。
ハードウェア面では、フォトポリマージェット方式をベースに、720×2880dpiの高解像度を実現し、約200×160×80mmの小規模な造形サイズながら、精細なディテール表現に優れたフィギュアやプロトタイプなど高精度なビジュアルモデルの制作にも適している。

複数の樹脂材料に対応し、素材プロファイルの自動切替も可能なため、デザイン用途から試作まで幅広い3Dプリント技術の活用を視野に入れた設計となっている。
フルカラーマテリアルジェッティング市場はこれまで、StratasysやMimakiといった産業用メーカーが独占しており、同等機能の機器は数百万円規模の投資が必要だったが、「QC2A」は同技術を100万円以下の価格帯に引き下げ、小規模スタジオ・デザイナー・教育機関など幅広いユーザー層への普及を狙う。
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