スターバックス、テキサス州に3Dプリント技術を用いたドライブスルー店舗を開店
米国のコーヒーチェーン Starbucks(以下 スターバックス)は、テキサス州ブラウンズビルに、同社初となる3Dプリント技術を用いた新しいドライブスルー店舗を建設した。
この新店舗は、建設土木大手PERIグループに属する Peri 3D Construction が、COBOD の建設用3Dプリンタを使用して建設。この技術により、コンクリートを精密に積層し、複雑な構造物を従来の工法よりも短期間で構築することが可能となった。実際、この店舗は数ヶ月で完成し、3Dプリント建築の効率性と迅速性を実証している。
Photo : facebook@brownsvilleonline
カップホルダーを積み重ねたような独特の外観デザインの店舗は、スターバックスのブランドイメージを反映。また、ドライブスルーサービスの利便性を高めるため、機能性と美観を兼ね備えた設計が施されている。
スターバックスの取り組みは、3Dプリント技術が建築分野において持つ可能性を示す重要な事例であり、今後の建築デザインや施工方法に新たな道を開くものといえる。
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