粘土から3Dプリントされたコーヒーカップ

GaeaStar、使い捨てプラスチックに代わる製品として3Dプリントされた粘土ベースのソリューションを提供

廃棄物を排除する使い捨て製品の技術と材料を開発するエンジニアリング企業 GaeaStar は、サンタクルーズ発のコーヒーブランドで、カリフォルニア全土に店舗を持つコーヒーチェーン Verve Coffee Roasters と共同で、持続可能な粘土材料から3Dプリントされたコーヒーカップを開発。米国での試験運用を正式に開始する。

使い捨てプラスチック製品を削減し、その代替品として3Dプリントされたテラコッタ・カップ、ボウル、プレートを商業レベルのコーヒー現場に導入したGaeaStarは、粘土からカップを作る独自の3Dプリントプロセスを開発。同社は米国での事業開始にあたり、サンフランシスコのドッグパッチ工業地区に7500平方フィートの工場を建設し、独自にカスタマイズされた3Dプリンタ4台を使用して、試験運用開始に必要なカップを製造している。

サクラメントから調達した粘土、水、塩という3つのシンプルな成分から作られたカップは、天然素材から作られ、有害な廃棄物がゼロであり、持続可能性に優れていることを意味している。

Verve Coffee Roastersの共同設立者であるコルビー・バー氏は「私たちのお客様は、自分たちの選択が地球にどのような影響を与えるかについて関心をもっています。私たちは、高品質の商品を提供しながら、より持続可能なソリューションの開拓を支援するため、GaeaStarと協力する機会を得たことを光栄に思っています」と述べている。


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