- 2023-9-25
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Bambu Lab、4つのフィラメントを利用した多色プリントに対応した3Dプリンタを発売
中国と米国に拠点を置く3Dプリンタメーカー Bambu Lab は、4フィラメント対応のエントリーレベルデスクトップ3Dプリントシステム「Bambu Lab A1 mini 3D Printer」を発表。自動マテリアルシステムと3Dプリンタ本体を組合せたコンボモデルが459ドル(約 68,000円)、3Dプリンタ単体が299ドル(約 44,000円)で予約販売を開始した。
新たにリリースされた「Bambu Lab A1 mini 3D Printer」は、小型3Dプリンタ「Bambu Lab A1 Mini」と、マルチカラー3Dプリントを実現する同社の自動マテリアルシステム(AMS) の非密閉型である「AMS lite」を組合せることで、4種類のフィラメントを利用した多色プリントを実現。
「Bambu Lab A1 Mini」は、高解像度&高周波渦電流センサーを利用してノズル内の圧力を測定し、独自のアルゴリズムに応じて流量を補正し押し出す「アクティブ流量補正」機能や、各駆動モーター間のわずかな個体差に合わせパラメーターを校正する「アクティブ・モーター・ノイズキャンセリング」機能を搭載し、電源投入後にモーターキャリブレーションプロセスを行い、3Dプリンタ固有のモーターの振動特性をキャリブレーションする。また、3Dプリントジョブの前には、Zオフセット、ベッドレベル、X軸とY軸の振動共振などを自動的に補正する「フルオートキャリブレーション」機能など、高価格帯製品に含まれるような高度な機能を実装。
4種類のフィラメント利用したマルチマテリアル3Dプリントを実現するフィラメント供給システム「AMS lite」は、同社の自動マテリアルシステム(AMS)を新しくアップデートしたもので、従来のAMSよりも部品点数が少なく、メンテナンスが必要な部品がすべて露出しているため、信頼性が向上し、メンテナンスがしやすくなっている。
また「AMS lite」にはRFIDリーダーも追加されており、フィラメントの自動検出が可能で、Bambuフィラメントの種類を自動的に検出し、同社のソフトウェア「Bambu Studio」と同期し、3Dプリンタのプロファイルを最適化することができる。
※純正以外のフィラメントを利用する際は、「Bambu Studio」またはプリンタ本体から手動で設定する。
Bambu Lab A1 mini 基本スペック
- ビルドボリューム:180×180×180mm
- シャーシ:スチール+アルミニウム
- ホットエンド:オールメタル
- ノズル:ステンレス鋼
- 最大ホットエンド温度:300℃
- ノズル径(付属):0.4mm
オプション:0.2mm、0.6mm、0.8mm - フィラメント径:1.75mm
- ビルドプレート最大温度:80℃
- ビルドプレート:Bambu Textured PEI プレート (付属)、Bambu Smooth PEI プレート
- ツールヘッドの最大速度:500mm/s
- ツールヘッドの最大加速度:10m/ s2
- サポートフィラメント:PLA、PETG、PC、PA、PVA
- 監視カメラ:低レートカメラ (最大1080P) タイムラプス対応
- 本体寸法:347×315× 365 mm
- 本体重量:5.5kg(AMS lite を含む)10.2 kg
- 入力電圧:AC100~240V、50/60Hz
- 画面:2.4インチ 320×240 IPSタッチスクリーン
- 接続性:Wi-Fi、Bambu-Bus
- ストレージ:マイクロSDカード
- スライサー:Bambu StudioSuperslicer、Prusaslicer、Cura など
- スライサー対応OS:MacOS、Windows
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