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マークテック、金属3Dプリンタや全固体電池にも使用される粉体物性測定会社設立

マークテックは、新たに「粉体物性測定（微粒子）の受託事業」に参入するため、2023年7月3日に100%出資の新会社として、ハイテクノライズを設立した。

昨今急速な発展が見込まれる金属3Dプリンタ、バッテリーや全固体電池に使用される「粉体」が注目されている。粉体の物性が機能や性能に大きく関係するとされており、その物性解析の需要は年々増加傾向にある。マークテックグループは、現中期経営計画で受託事業を成長事業の新たな柱として育てていくこととしており、今回、粉体物性測定（微粒子）の受託事業に参入することで、受託事業の新たな領域が獲得出来ると考えている。そのため、粉体物性測定受託及び装置販売事業の早期立ち上げ、新たな市場への参入、販路の拡大を図ることが可能となり、更には当社事業の主力ドメインである品質保証に関するビジネスの強化にも繋がると判断し、新会社ハイテクノライズを設立した。

ハイテクノライズは、粉体層のせん断試験を始め、粒子・顆粒の強度試験・静電気特性試験・付着力測定など粉体の物性測定並びにその装置販売を中心に事業展開。また、これらを組み合わせて測定を行うことで、より深い理解が可能となり、測定を通じて顧客の製品開発につながる最新ソリューションを提供するとしている。

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