Authentise、ChatGPTを活用した3Dプリンティングデータベース「3DGPT」を無償提供
エンジニアリングと製造業向けソリューションに特化したワークフローソフトウェア企業である Authentise は、OpenAI の「ChatGPT」プラットフォームを活用したAdditive Manufacturing（AM）知識の総合データベース「3DGPT」の無償提供を開始。利用者は「3DGPT」サービスにサインアップすることで、AMに関する12,000以上の規格や雑誌記事に無料でアクセスすることができる。
英国政府のイノベイトUKファンドから助成金を受けたAuthentiseは、同ファンドの「Scalable AM Rule Creation & Dissemination（SAMRCD）」プロジェクトを通じて、AM製造知識最大のリポジトリを照会することを可能にする新しい人工知能ツール「3DGPT」を開発。
「3DGPT」を使用するユーザーは、3Dプリントに関する般的な質問から、より専門的な質問まで、あらゆる質問をすることができ、幅広い業界知識に基づく洞察に満ちた回答を得ることができるようになる。またこのソリューションは、OpenAIのChatGPTを支える一般的な知識だけでなく、規格や学術論文に見られる知識も活用しており、より専門的な回答への参照を提供することで、3DGPTの回答を精査することができるユニークな機能がある。
AuthentiseのCEO、Andre Wegner氏は「AIは、驚異的なスピードで進化しており、アディティブコミュニティはAIがどのように利益をもたらすかを知る時が来たのです。当社は、常に世界最高のアルゴリズムをワークフローに組み込むことに注力しており、Large Language Modelsに数十年分のAM知識を教える最初の企業になれたことを嬉しく思っています」と述べている。
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