- 2012-8-12
- 3Dプリンタ・各種加工機
- 3DPrint Report, 3Dプリンター, Msys, uPrint, 丸紅情報システムズ
出力に不具合が出たため3D Printerヘッド部品を交換
年間数十万円の保守費用を払っていても、基本的にメンテ
主な作業内容は、写真に添えたコメント通りです。
【症状:射出不良により、造形が上手くいかない】
メーカーサポートに問い合わせ、ヘッドパーツを交換する
先ずは材料カートリッジを取り出す。
次に、ヘッドカバーの取り外し
材料溶解のため、プリンター内部は大変な高温状態、作業用手袋は必須!
カバーを外し、内部を細かく点検
小さな材料のカスなども見逃さぬように、チェック!
マニュアルに添って作業
年間数十万円の保守を払っていても、作業は自分で…
これも勉強
引き出したヘッドパーツ
交換用の新品ヘッドパーツ
これだけで4万円以上します(汗
新品のヘッドパーツに交換
ヘッドパーツは繊細なので、慎重に作業!
ヘッド廻りの交換、洗浄を終えカバーを装着。
その後は、射出状態などを確認するため、再び材料カートリッジをセット。
交換した、古いヘッドノズル
だが、結果的にこのノズルには異常は無かったように思え
ノズルカバーは消耗が激しいパーツ
今回もかなり焼き付いていたようだ。
【作業を終えて】
結果的に、サポート側から指摘された「ヘッドノズル」の不良では無かったようです。
恐らく、ノズルカバーの消耗、材料の状態(湿度などによる影響)、造形時のサポート設置方法など
様々な要因が複合的に重なり、エラーになったようです。
改善が必要と思われる上記部分に対し、改良を行ったところ、無事造形完了しました。
この価格帯の3Dプリンタでは、高額な保守料を支払っていても、基本的なメンテナンス作業は自身で行う必要があります。
低価格帯のプリンタでは、その辺りの頻度はどうでしょう?
機種によってかなりバラツキがありそうですね。
見た目はゴッツイ機械ですが、以外と中身は繊細なので仕方ないですね。
欲を言えば
機器に対するエラーログなどは、遠隔操作でサポート側から監視できると良いですね。
もっと高額な機種ではそれが出来るかもしれませんが、中~低価格帯にも実装して欲しいですね。
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