3Dプリンタを活用したオリンピック競技用具開発
2012年のロンドンオリンピックで見事、銀メダルを獲得した日本フェンシングチーム
そして、2020年に開催が決定した東京オリンピック
そんな、世界最高峰の戦いを繰り広げるオリンピックの場でも、3Dプリンタは活躍しています。
筑波大学が開発したこのフェンシング用グリップ
Stratasysの「Objet350 Connex」を用いて造形され、競技用具の研究開発に大きく貢献したそうです。
コンマ数秒で勝敗が決まるフェンシングにおいて、グリップは完璧に選手の手にフィットしなければなりません。
それを実現するため、選手一人ひとりに最適化された最高の道具を開発することに「Objet350 Connex」が貢献したようです。
選手達の研ぎ澄まされた感覚に基づく開発は、単純に数値化しCADデータ化できるようなモノではないでしょうから、恐らく相当数のプロトタイプを製作したのではないでしょうか。
筑波大学では、フェンシングだけでなく、様々な競技に応じた用具の研究開発等を行い、今後のオリンピック選手達の用具開発に大きく貢献されるのでしょう。
そのような場面において、3Dプリンタは益々活用されていくでしょうね。
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