中野区産業振興推進機構(ICTCO)主催の3Dプリント・ビジネスコンテスト結果発表
以前Facebookeページでご紹介した、中野区産業振興推進機構(ICTCO)主催の3Dプリント・ビジネスコンテスト『3D-Business Digging Festival』の最終プレゼン大会に参加させていただきました。
全国各地から3Dプリント技術をベースとしたビジネスアイディアの応募件数は50件以上。短期間での募集でありながら、これだけの件数の応募があったのは、同分野への関心が高い証拠でしょう。
『3D-Business Digging Festival』とは、3D関連ビジネスのアイデアを発掘(Digging)するフェスティバルです。
良いアイデアがあっても、それを元に起業をするのは大変な労力と資金が必要です。そこで中野区産業振興推進機構(ICTCO)では、アイデアの段階から起業までを支援する「ICTCO起業支援プログラム」を設置し、ビジネス・プロトタイピングのアイディアを募集。選定されたアイデアをビジネスとして試作し、優秀なビジネスモデルには起業までをお手伝いする支援プログラムをスタートしました。
今回開かれた第1回目のコンテストでは、テーマを“3D Printer of Things”とし、3Dデータとモノをつなぐビジネス・アイデアを募集。最優秀のアイデアには試作費用100万円などが用意されました。
審査員の先生方も真剣です!
【審査員】明治大学 教授 宮下芳明 西武信用金庫 (株)構造計画研究所 (株)矢野経済研究所 ICTCO理事長 (株)東京メイカー 他数社
当日(2015年8月29日)開催された最終選考会では、下記の作品が入賞されました。
第1位 「3Dプリンタを利用した子どもの足部発達支援プロジェクト」
受賞者 山下 和彦様・楠田佳緒様
第2位 「オストメイト(人口膀胱・肛門保有者)のための3Dプリンタを活用した、オーダーメイド ストーマ・防水用キャップとストーマ・プロテクタの製作と実用化へ向けて」
受賞者 木村 正子様
第3位 「みんなの手で創薬パズルをとく」
受賞者 「そ創」様
特別賞 「我が子専用・哺乳瓶用オリジナル乳首の制作販売ビジネス」
受賞者 櫟(いちのき) 恵子様
受賞された方々、おめでとうございます!
惜しくも受賞を逃した方々も、これを機にまた新たな取り組みに挑戦してみてください。
各受賞アイディアにご興味のある方は、直接(株)東京メイカー さんへお問い合わせください。
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