慶應義塾大学の研究チームが開発した米粉材料の3Dプリンタ
慶應義塾大学SFC・田中准教授の研究チームは、米粉を使用するフード3Dプリンタを開発。このフードプリンタは、米粉の新たな利用方法として実用化を目指すプロジェクトの一環として開発された物で、造形材料となる米粉をベースに食器類などを造形。食用米粉を原料としているこのプリンタから造形された米粉食器は、使用後そのまま食すこともできる。
「食」をベースとしたフード3Dプリンタの開発は、一般的な3Dプリンタのそれとは異なり、食品の安全基準に則ったシステム、衛生面に配慮した製品パッケージなどはもちろん、具体的な活用方法の提案からプロモーション展開まで、フード3Dプリンタ製品をビジネスモデルとして構築するため様々な手続きや、具体的で丁寧なディレクションが必要となる。今回紹介した米粉ベースのフード3Dプリンタは「食」に絡む様々なコンテンツとコラボしたり、アグリビジネスへの展開などが期待できる。
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