新たなFDM方式カラー3Dプリンターが登場

フルカラー3Dプリンター3D4Cがキックスターターでスタートアップ!

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先日、先行するカラー3Dプリンター「BotObjects ProDesk3D」に関する近況についての記事をご紹介したばかりですが、今回Kickstarterで新たにスタートアップした「3D4C」は、4つの異なるホットエンドに4色フィラメント(CMYK)を溶融調色して積層するタイプのカラープリンターです。
Kickstarterでの調達状況は、2014年8月19日現在「£8,028」と、出だしとしては微妙な感じですね。
これは、先行したBotObjectsによるトラブルが大きく影響している可能性もあるのではないでしょうか?
BotObjectsについては、訴訟問題への発展など懸念されており、コンシューマーレベルのFDMカラープリンターにとっては、かなりマイナスな先行機種となってしまいました。

また、前回のCES2014で発表された3D Systemsの低価格帯フルカラー3Dプリンター「CubeJet™」などのリリースも予定されており、同価格帯のカラー3Dプリンター市場としてはかなり厳しいところではないでしょうか?

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同機種開発チームの代表フェリックス·チャン(ロンドン)は、クラウドファンディング上で5万ポンド(29日間)を調達しようとしていますが、しっかり目標額に達することができるのか?達成後にキチンと製品はリリースできるのか?
この辺りは我々も追跡してみようと思います。

Kickstarter上のアーリーバード価格は£850(1445ドル)~
2014年12月から2015年3月の間にキックスターター支援者への出荷を予定。

四色のフィラメントを混合し、数百万通りのカラープリントが可能な3D4Cプリンター。
基本仕様は以下のとおり。

  • 造形サイズ:250mm×250mm×180mm
  • フィラメントタイプ:PLA又はABS(1.75ミリメートル)
  • レイヤー解像度:100~500ミクロン
  • ノズル径:0.4ミリメートル~0.8ミリメートル
  • 印刷色:CMYKカラーブレンディング

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