3DプリントされたDucatiのバイクフレーム

Angelelli Automobili、2024年のEICMAで3DプリントされたDucati Panigale V4フレームを披露

イタリアの自動車デザイン・エンジニアリング企業である Angelelli Automobili は、イタリア・ミラノで開催される二輪車の国際見本市「2024年 EICMAモーターサイクルショー」において、最新の3Dプリント技術を駆使した「Ducati Panigale V4」のフレームを発表。このフレームは、AIを活用した独自の「Alien Mesh Design」ソフトウェアで生成されたもので、強度と軽量さを極限まで追求。複雑な曲面や一体化した構造が特徴で、従来の型・溶接などを使わずに製造された。

Angelelli Automobiliは、ハイパーカーや特別仕様車、レストモッドを手がけるイタリア発の企業で、革新的なデザイン技術と職人技を融合させた製品を提供。2018年には、自社で初となる3Dプリント技術を全面に活用した車体フレームを製造し、大きな注目を集めた。
最先端のアルゴリズムを用いて設計された軽くタフな3Dプリント製のフレームは、伝統的な製造プロセスを一切使わないことで、他に類を見ない高精度な仕上がりを実現。走行性能が一段と向上している。

また、EICMAでは、Angelelli Automobiliのフラッグシップモデル「Superperformante D-ONEハイブリッドハイパーカー」も展示。このD-ONEは圧倒的なパワーを誇る新世代のハイブリッドカーであり、持続可能な高性能車の次世代基準を目指す一台である。

Angelelli Automobiliは、ローマとアメリカ・テキサス州オースティンを拠点に、イタリアの美と革新の技術を融合させ、ラグジュアリーな自動車とモータースポーツ分野で独自の存在感を放っている。同社は、AI技術を駆使したプロトタイピングで、芸術と機能美を兼ね備えた車づくりに挑んでいる。


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