- 2014-10-9
- 最新情報
- 3DPrinting, 3Dプリンティング, 3Dモデリング, Autodesk, DBLG, FORTUS, Maya, Stratasys, アニメーション, キャラクター, ストップモーション, フィギュア, 熊
3Dプリント造形された走行姿勢ライオンを使ったストップモーションアニメ
イギリスのノーサンブリア大学の学生が、卒業製作として完成させた3Dプリントベースのストップモーションアニメーション。
ロンドンに拠点を置くデザイン集団DBLGが手掛けた「BEARS ON STAIRS」(階段を登る熊のストップモーションアニメ)作品に感銘を受けた彼が、自身の作品として手掛けた3Dプリントアニメーション。
造形には、StratasysのFortus 360mcを利用し、3Dプリント造形。
AutodeskのMayaを使ったモデリングを行った後、24fpsベースのアニメーションから10フレーム分のループによるライオンの走行姿勢を調整する必要がありました。10パターンの姿勢に決まったモデルを、約10時間掛けてFortusでプリント。その後、レーザーカッターを使用し、各プリント品のベース(設置する台座部分)を作成し固定。これにより、正確な位置合わせを行ったアニメーションを実施できるようになった。
撮影した素材はAfter Effectsで合成し、ループ再生可能な映像に仕上げています。
10個のモデルを使ったループ映像
製作者が感銘を受けたというDBLG製作の熊のストップモーションアニメ。下記の映像には、造形工程から撮影時の様子まで収められています。
個別に造形されたプリント品には、微妙に異なる積層跡が有り、3Dプリントされた作品であると感じます。
それにしてもどちらも物凄く良くできていますね。
とても単純な仕組みですが、面白いですね。是非id.artsでもやってみようと思います。
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