- 2015-6-25
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イスラエルの企業Micron3DPは現在ガラス素材の3Dプリント技術を開発中!
通常の溶解積層(FDM/FFF)方式のエクストルーダー温度は、材料を溶解するため180℃~300℃台の温度で管理するのが一般的ですが、Micron3DPは現在、同じ溶融堆積方式によるガラス素材の3Dプリント技術の実用化に向けた研究開発を進めています。
研究段階では既にホウケイ酸ガラス(下記参照)を1640℃で溶解し、850℃で溶解積層させることに成功している。今後同社は、この技術を医療、航空宇宙、建築など、様々な産業に応用出来ると期待しています。
これだけの高温を安全に管理するには、技術的にもかなり難しい面があると思いますが、近い将来実用化が叶えば、また新しい3Dプリント分野を開拓することができるかもしれませんね。
ホウケイ酸ガラス(Wikiより)
ホウケイ酸ガラス(硼珪酸ガラス、ボロシリケイトガラス、英: borosilicate glass)とは、ホウ酸を混ぜて熔融し、軟化する温度や硬度を高めたガラスである。耐熱ガラス、硬質ガラスとして代表的な存在。熱膨張率が低く、そのため一般のガラスに比べて熱衝撃に強い。耐熱性・耐薬品性に優れていることから、理化学器具や台所用品などに用いられている。アメリカのコーニングの商標から「パイレックス」と呼ばれることも多い。
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