碌々産業と由紀精密が共同開発したデスクトップタイプの微細加工機
MEGAを始めとした微細加工工作機械の開発を行う碌々産業株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:海藤満 以下「碌々産業」)と、旅客機や超小型人工衛星の精密機器製造に携わる株式会社由紀精密(本社:神奈川県茅ケ崎市 代表取締役社長:大坪正人 以下「由紀精密」)が連携し、デスクトップ型の超小型高精度CNC工作機械の開発を進めており、2014年9月に「VISAI」ブランドを設立。
10月30日(木)からの6日間、東京ビックサイトで開催される「日本国際工作機械見本市(JIMTOF)」(東5ホール E5046)にて、「VISAI」の新製品発表を行われます。
同製品は、両社のノウハウを結集して開発された、デスクトップ型の超小型高精度CNC工作機械。現在は設計が終了し、10月の第一号機完成に向けて製造が進んでいるそうです。
VISAIは、「微細で最小限」というブランドの価値観を実現するため、両社のエンジニア、デザイナーのチャレンジによって誕生。想定しているターゲットは、機械式精密高級時計の部品を加工する職人、航空宇宙機器向け精密部品の開発にいそしむエンジニアへ向けてはもちろんのこと、これまで設備規模の問題もあり高精度工作機械の導入が難しかった一般趣向分野への展開も視野に入れているそうです。今後は、CNCデスクトップ微細加工機ブランドとして製品展開を予定。
これまでも度々お伝えしている通り、id.artsは毎年数多くの腕時計(Watch)デザイン開発を手掛けておりますので、同分野においてこのような小型精密なCNCの登場は本当の意味で価値のある製品になると考えております。
Kickstarter等でリリースされるオモチャ的なCNCとは次元の異なる、ミクロン単位の切削ができる本物のCNCですね。
購入に向けて色々と調べていきたいと思います。
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