先天性障害を持つ子犬のために造られた補助器具

TurboRooは先天的に前足の無いチワワ。そんな彼のために熟練エンジニアが造った3Dプリントカート!

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ここ最近、安価な3Dプリンターを用いた義手製作など、3Dプリント技術の新たな用途を伝える話題が続いていましたが、今回紹介したこの愛らしい表情のチワワ「TurboRoo」は、先天的な障害により前足2本が無いワンちゃん。

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インディアナ州インディアナポリス産まれのTurboRooは、生まれながらに前足2本が成長しない障害を持っており、瀕死の状態で獣医の元へ運ばれてきた。彼を診察した獣医師はそのまま彼を引取り、里親として愛情いっぱいに育てています。
その様子はネットでも話題となり、彼の補助具製作を支援するための義捐金も殺到。

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順調に回復し成長した体には、オモチャを改良した補助具の利用に限界を感じていた。そんな中、自動車や航空宇宙産業の開発を手掛ける企業が支援に乗り出し、熟練した工業系エンジニアによって専用カートが設計されることになった。
熟練エンジニアは限られた資料を基にカートをモデリング。プロのエンジニアによって3Dモデリングされたデータは、MakerBot Replicatorで3Dプリントされ、ワンちゃんの元へ届けられた。

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3Dプリントされたカート本体にはスケートボード用の車輪が装着され、カートにまたがった体をベルトで固定。
現在はまだ試作段階のようですが、過去の義手3Dプリントと同様、成長に合わせて安価に作り替えができるのは、3Dプリント技術のメリットを生かした試みですね。

大きな障害がありながら、里親の元で愛情いっぱいに育てられている彼の成長は、今後もしっかり見守っていきたいですね!

 

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