- 2024-12-26
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Steakholder Foods、3Dプリント技術を活用した植物由来ステーキで台湾市場に進出
代替タンパク質および食品3Dプリント技術のリーディングカンパニーである Steakholder Foods は、3Dプリント技術を活用した植物由来ステーキを台湾市場に投入するため、ベジタリアン向け食品大手である Vegefarm と提携。Steakholder Foodsは、同社が独自に開発した食品用3Dプリンタ「MX200」と植物由来のプレミックスを提供し、Vegefarmが台湾市場向け商品の生産と販売を担う。さらに台湾の主要研究機関である工業技術研究院(ITRI)のサポートにより、アジアの消費者の嗜好に合わせた味・食感に最適化していくことを目指すとしている。
Steakholder Foodsの「MX200」で採用されている3Dプリント技術「Fused Paste Layering(FPL)」は、水分や油分を緻密にコントロールしながら植物由来の材料を層状に積層していくことで、従来の肉に近い風味やマーブリング(霜降り)を実現する。さらにSteakholder Foodsのプレミックスは、アジア市場に合わせた味わいを自由にカスタマイズできるよう設計されており、台湾の13%を占める菜食主義者だけでなく、幅広い層にアピールできるのが大きな特長である。
環境負荷の低減や動物性タンパク質の代替を追求する動きが高まる中、3Dプリント技術を活用した肉代替製品は、味や食感の再現性と量産性の両立において有望な選択肢となりつつあり、Vegefarmの長年培った市場知識とITRIの研究開発力、そしてSteakholder Foodsの先進技術が、今後のアジア地域におけるプラントベース食品の普及に新たな可能性をもたらすと期待されている。
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