Steakholder Foods、代替プロテイン契約締結により初収益を達成⁈

Steakholder Foods、3Dプリント技術を活用した代替プロテインの商業化に向けた大規模製造へ移行

先進的な3Dバイオプリンティング技術を用いた培養肉製品を開発するイスラエルの Steakholder Foods(以下 ステーキホルダーフーズ)は、冷凍食品の大手メーカー Bondor Foods との商業契約に基づき、初の注文を受領したことを発表した。今回の注文は、2024年における同社初の収益を確定させる重要なマイルストーンであり、大規模製造への移行を示すものだ。

この受注は、Bondor Foodsとの契約に基づくもので、Bondor Foodsは同社の代替プロテインプレミックスを使用して、白身魚のケバブやサーモンパティを生産する予定である。この契約は、今年初めにBondor Foodsの姉妹会社であるPremazonとの共同開発製品に基づいており、両社の協力が大規模な商業化へと進展したことを示している。Bondor Foodsは、2024年末までに新しい植物由来製品の生産を開始し、その広範な流通ネットワークを活用して市場に展開する予定である。

今回の契約により、ステークホルダーフーズは革新的な食品技術を提供し、Bondor Foodsの強力な市場プレゼンスと専門知識を活用することで、持続可能で革新的な食のソリューションに対する需要に応える。これにより、両社は代替シーフード市場における競争力を高めることが期待されている。

ステークホルダーフーズのCEO、アリク・カウフマンは「当社の独自プレミックスの商業販売が決定し、大規模な製造に移行できることを非常に嬉しく思います。この契約は、Bondor Foodsとの開発フェーズにおける成功を象徴するものであり、代替シーフード製品の市場潜在力を裏付けています。Bondor Foodsは、卸売市場において強力なプレゼンスを誇る理想的なパートナーであり、これらの製品を大規模に市場へ投入するのに最適です」と述べている。

今回の受注により、ステークホルダーフーズは本格的な商業化の第一歩を踏み出し、2024年の初収益を確保。今後も3Dプリント技術を活用した製品の拡大を進め、さらなる収益源の確立を目指していくとしている。

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