いよいよ登場した本格フルカラー3DプリンターProJet 4500

3Dsystemsから本格的なフルカラー3Dプリンタ登場

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フルカラー3Dプリンターといえば昔から石膏タイプのモノが主流でしたが、今回3DSystemsから発表された「Projet 4500」は、プラスチック製。従来の石膏タイプは材料の特性上、強度や重量など取扱いに様々な問題がありましたが、Projet 4500は半硬化タイプの樹脂製のため、かなりタフな素材となるようです。
解像度:600×600dpi
最少ピッチ:0.1mm
造形速度:8mm/h
材料:VisiJet C4スペクトラムプラスチック
造形サイズ:203mm×254mm×203mm
対応フォーマット:STL,VRML,PLY,ZPR
対応OS:Windows7、Vista
その他製品の詳細 http://www.3dsystems.com/3d-printers/professional/projet-4500#.Up0ZE8RdXNk

Projet 4500 デモ映像に収められたテスト製品

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弾性がある素材が利用可能なので、強度的な部分でも期待ができそうです。

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これまで、低価格フルカラープリンタ「Botobjects/ProDesk3D」について度々取り上げてきましたが、FDM方式の「ProDesk3D」は本格的なフルカラー印刷はできませんが、造形方式が異なる「Projet 4500」では、石膏タイプのようなフルカラーが実現。

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また、公式コメントにある「PANTONEライクなフルカラー」にも対応と言う部分が気になるところです。もしPANTONEに近い色味(あくまで目安程度でしょう)でカラー指定が可能であれば、弊社のような製品開発を行う事業者など、意匠関連ではかなり有効な機能になるのではないでしょうか?非常に楽しみな製品ですね。
本体価格等は公式発表されていないようですが、数千万円の製品であることは間違いないので、早々に導入されるサービスビュローがあれば直ぐに試してみたい機種です。

http://www.youtube.com/watch?v=MFcQ15rSI4Y

Naverまとめ http://matome.naver.jp/odai/2138603006651390701

 

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