- 2014-11-19
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清水建設 水深3,000メートル超の深海に巨大3Dプリンターを利用した深海未来都市の開発構想を発表!
清水建設は、同社の技術の粋を集めた深海未来都市構想である「OCEAN SPIRAL」を発表した。
オーシャンスパイラルと名付けられた同プロジェクトは、水深3,000メートル~4,000メートルの海底から海面にそびえ立つ巨大な深海未来都市の建設構想。
この水中都市内には、約5,000人程度の人々が暮らし、レアメタルなどの鉱物資源の採掘や、深層水を活用した養殖漁業なども展開。
海面から500メートルの部分に建てられる球状都市(直径500メートルに5,000人を収容)から海底に向かって螺旋状の通路が通り、海底にあるメタン工場に直結。この球体上の建物の中心には住居やホテルが設置される。
同都市のエネルギー源として、海水温の温度差を利用した発電システムなどを搭載する他、海底の微生物を利用し、二酸化炭素のメタンガス変換や深海の圧力差を利用した浸透膜による海水の淡水化処理システムなどを装備。
清水建設は、2030~2050年頃の実現を目指しているそうです。
図のように(クリックで拡大)、海面に浮かぶ球体都市からは深海に螺旋状の通路が通り、往復路で人や物、資源や電力などを運搬。
造形には巨大な3Dプリンターを利用する。との発表ですが、これだけ巨大な建造物のパーツを作れる巨大な3Dプリンターを作る事自体が相当難しいですね。とはいえ、このエヴァンゲリオンの第三新東京市とジオフロントのような未来都市構想が本当に実現したら、とっても素晴らしいことですね。
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