植物由来の3Dプリントサーモン「Kinda Salmon」

植物性タンパク質×3Dプリント技術で実現した次世代の3Dプリントサーモン「Kinda Salmon」

植物由来の代替肉で知られるフードテック企業 Juicy Marbles は、オーストリアの食品スタートアップ Revo Foods と協力し、食品用3Dプリント技術を活用した植物性サーモン「Kinda Salmon」を米国で発売。
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「Kinda Salmon」は、3Dプリント技術を応用してつくられた厚みのあるカットが特徴で、食材としての「生鮮感」にこだわって開発された商品で、レモンとピンクペッパーでほんのりと味付けされており、110gのフィレには、発酵由来の菌類タンパク(マイコプロテイン)をベースに、オメガ3脂肪酸(DHA117mg、EPA74mg)やビタミンB12、食物繊維などが含まれている。

Revo Foodsの3Dプリント技術で作られた「Kinda Salmon」は、従来の植物性魚肉製品のような加工済み品とは異なり、調理の自由度が高く、一品料理からサンドイッチ、サラダまで幅広く活用することができる。
Juicy Marblesの共同創業者であるルカ・シンチェク氏は「Kinda Salmonは、シェフや家庭の料理人にとって“素材”として使えるプラントプロテインを目指した商品です」と語っている。

昨今の食品用3Dプリント技術の進化により、「おいしさ」「持続可能性」「栄養価」を兼ね備えた新たな食体験が誕生しており、フードロス削減や海洋資源保護の観点からも、植物性シーフードの普及は今後さらに重要性を増すと見られる。

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