- 2025-8-7
- 最新情報, 食・フードプリンタ
- 3DPrinting, 3DPS, 3Dプリンティング, Food, Revo Foods, Steakholder Foods, テクノロジー, 健康, 環境, 農業, 食, 食品
植物性タンパク質×3Dプリント技術で実現した次世代の3Dプリントサーモン「Kinda Salmon」
植物由来の代替肉で知られるフードテック企業 Juicy Marbles は、オーストリアの食品スタートアップ Revo Foods と協力し、食品用3Dプリント技術を活用した植物性サーモン「Kinda Salmon」を米国で発売。
関連記事:Revo Foodsが世界最大の食品3Dプリント工場を開設
「Kinda Salmon」は、3Dプリント技術を応用してつくられた厚みのあるカットが特徴で、食材としての「生鮮感」にこだわって開発された商品で、レモンとピンクペッパーでほんのりと味付けされており、110gのフィレには、発酵由来の菌類タンパク(マイコプロテイン)をベースに、オメガ3脂肪酸(DHA117mg、EPA74mg)やビタミンB12、食物繊維などが含まれている。
Revo Foodsの3Dプリント技術で作られた「Kinda Salmon」は、従来の植物性魚肉製品のような加工済み品とは異なり、調理の自由度が高く、一品料理からサンドイッチ、サラダまで幅広く活用することができる。
Juicy Marblesの共同創業者であるルカ・シンチェク氏は「Kinda Salmonは、シェフや家庭の料理人にとって“素材”として使えるプラントプロテインを目指した商品です」と語っている。
昨今の食品用3Dプリント技術の進化により、「おいしさ」「持続可能性」「栄養価」を兼ね備えた新たな食体験が誕生しており、フードロス削減や海洋資源保護の観点からも、植物性シーフードの普及は今後さらに重要性を増すと見られる。
3D Food Printing(3Dフードプリンティング)」に特化した各種サービス
id.arts(アイディーアーツ株式会社)では、3Dフードプリンターの販売、デモンストレーションの他、専用材料の開発、コラボレーション、フードプリント関連コンサルなど、3Dフードプリンティングに特化した様々なサービスをご提供しています。
詳しくはこちら:https://idarts.co.jp/3dp/3d-food-printing/
関連記事
- Revo Foodsが世界最大の食品3Dプリント工場を開設
- ドイツ人の4人に1人が3Dプリント培養肉に肯定的
- 雑穀ソルガムが変える未来の3Dプリント食品
- 3Dプリンタ×染色技術で食品製造を革新
- 3Dプリント技術で作る次世代白身魚
3DP id.arts の最新投稿をお届けするニュースレターへの登録はこちら
最新情報をお届けします
Twitter でid.artsをフォローしよう!
Follow @idarts_jp