3Dプリンター愛好家の祭典「Japan RepRap Festival 2025」開催

自作から最新機まで、3Dプリンターが集う日本初の大規模イベント「Japan RepRap Festival 2025」開催

Japan RepRap Festival 2025 運営事務局は、日本初となる3Dプリンター愛好家のための祭典「Japan RepRap Festival 2025」を、2025年6月14日(土)・15日(日)の2日間、東京流通センターにて開催する。
オープンソースの自作3Dプリンターから最新の家庭用モデル、高精度3Dスキャナー、関連パーツや素材まで、多彩な3Dプリント技術を体験・体感できる本イベントは、個人・教育機関・企業・クリエイターといった幅広い層に向けて、ものづくりの新たな可能性を提示する。また、本イベントは展示だけでなく、実演、体験、物販、交流を通じて、3Dプリンターの「つくる自由」と創造の喜びを共有できる国内随一の場を目指している。

「RepRap(レップラップ)」とは、“Replicating Rapid Prototyper”の略称で、自己複製可能な3Dプリンターを核としたオープンソースプロジェクトで、2005年に英国で始まったこの取り組みは、専門的な知識がなくても3Dプリンターを自作・改良できるという画期的な考え方をもとに、多くの開発者やユーザーの共感を呼び、世界各地で「RepRap Festival」としてイベントが開催されるまでに成長した。一方で、日本国内における3Dプリンター関連のイベントは、企業主導の展示会が中心であり、オープンソースハードウェアや自作3Dプリンターに焦点を当てた大型イベントは長らく開催されてこなかった。コロナ禍や技術環境の変化を経て、あらためて個人レベルでのものづくりの価値が再評価されつつある中、ユーザー同士が交流し、実機やノウハウを直接共有できる場が求められていた。そうした背景を受けて企画された「Japan RepRap Festival 2025」は、自作マシンや改造機、オープンソースに根ざした最新技術を広く紹介し、3Dプリンターのさらなる普及と可能性の拡張を目指しており、単なる展示会ではなく、来場者が“つくる楽しさ”と“つながる喜び”を体感できる、日本ならではの3Dプリントフェスティバルとして開催される。

イベント概要

  • 名称:Japan RepRap Festival 2025 ~3Dプリンターでつながる世界~
  • 日時:2025年6月14日(土)12:00~17:30/15日(日)09:30~16:00
  • 会場:東京流通センター 展示ホールC(東京都大田区平和島6丁目1-1)
  • アクセス:東京モノレール「流通センター駅」徒歩1分
  • 主催:Japan RepRap Festival 2025 運営事務局
  • 入場料:一般1,500円(小中高生無料)[Peatixにて販売

※ イベントは雨天決行。なお、本イベントは過去のMakerFaire併設イベントおよびRRCJとは無関係である。

主な見どころ

  • 自作3Dプリンター展示ブース
    国内外のユーザーが開発した改造・自作3Dプリンターを多数展示。技術交流と情報収集に最適な機会となる。
  • 家庭用3Dプリンター体験ブース
    RepRap思想を継承した最新モデルを実機展示し、選び方や導入相談が可能。
  • 3Dスキャナー体験
    高精度スキャナーによる立体物のスキャンを実演。教育・アート・製造業への応用事例も紹介する。
  • プリント作品物販
    雑貨やアクセサリー、技術系同人誌などを販売。クリエイターと直接対話できる場も魅力。
  • 協賛企業ブース
    国内外のフィラメント、ホットエンド、制御基板メーカーが多数出展。日本初公開の製品も多く並ぶ。

こんな方にオススメ

  • 初めて3Dプリンターに触れたい初心者
  • 自作や改造に挑戦したいエンジニア・学生
  • アート・デザイン分野で新たな表現を模索するクリエイター
  • 企業で3Dプリント技術導入を検討している関係者
  • ものづくり仲間との交流や情報収集をしたいすべての人

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