ローカルモータースIMTS会期中に3DプリントCarを完成させる!

3Dプリント電気自動車を展開するローカルモータースが、約束通りIMTS会期中に3Dプリントカーを完成させる!

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以前お伝えした「世界初の3Dプリント電気自動車プロジェクト」で世界的な注目を集めたたローカルモータース。
同社が今回挑戦したのは、米国で開催された国際製造技術ショー(IMTS)会期中の6日間で、3Dプリント電気自動車をリアルタイムで製作してしまう!というとてつもないプロジェクト。

挑戦時から海外メディアでは大きな話題となっていましたが、見事公約通り会期内に3Dプリント電気自動車を完成させてしまいました!

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今回の3Dプリントカーの造形に当たっては、米国のオークリッジ研究所とシンシナティ社によって開発された高速BAAM(ビッグエリアアディティブマニュファクチャリング)マシンが使用され、わずか44時間でボディ造形を完了させている。

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造形工程の映像

完成した車体に、ルノーTwizy用パーツ(機械部品、電池、モーター、配線、およびサスペンション等)を組込み、細部のセッティング含めわずか6日間で見事に3Dプリント電気自動車を完成させました。

今回このプロジェクトで3Dプリント造形された車体は、以前お伝えした「3Dプリント電気自動車デザインチャレンジ」で優勝したミシェル氏デザインのStrati’s。

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ローカルモータースは、かねてよりオープン環境での自動車開発を推進する団体として様々な企画に挑戦しています。
現在同社の取組は自動車を中心に展開されていますが、BAAM技術などをはじめとした新たな製品開発環境により、自動車以外の世界にも大きな展開が期待できる部分かもしれません。
日本では規制が厳しく同様の自動車開発は困難であると思いますが、それ以外の分野でこういった技術が応用できるようになると、面白い展開が期待できるかもしれませんね。

同プロジェクトの詳細については、こちらの公式サイトからも確認することができます。

 

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