Gugen 2013が12月7日に発表され、筋電義手「Handie」が受賞されました
様々な電子工作品が集うコンテスト「Gugen 2013」
2013年12月7日に結果が発表され、筋電義手「Handie」が大賞を受賞されました。
Handieはダイソンアワード2位受賞に次いでの受賞ですね、おめでとうございます!
以前もMaker Faire及びダイソンアワードに関する記事でも取り上げさせていただいた、筋電義手「Handie」。
3Dプリント技術やArduinoなどを活用して制作された電子工作義手は、造形面も含めコスト軽減のために考えられた仕様など、コンセプトが素晴らしいですね。
Handieのコンセプト(Gugenサイトより引用)
すべての手指欠損者の方々です。特に、成長に応じて必然的に義手を交換していかなければならない子供や、紛争や災害などにより手を失われた途上国の方々のニーズは高いと考えています。一方で、多くの方が義手の必要性を感じていないことも事実です。彼らは口や足を巧みに使い、義手を使わずに自力で生活されています。しかし、気軽に使える安くてカッコいい義手が実現すれば、彼らにも便利さを感じて頂けるのではと考えています。
こんな便利さ、楽しさを提供します
Handieには補助手としての便利さがあります。ピアノはまだ弾けませんが、様々な形状のものを握ることは出来るので、雨の日に義手で傘を握りながら利き手でスマホを操作したり、義手でナイフを持って自力でステーキを食べられるようになります。また、Handieにはカスタマイズできる楽しさがあります。靴を選ぶ感覚で好みのデザインの義手を選んだり、高出力のモーターに換えて一瞬で力持ちに変身することも可能です。
※下写真はMaker Faire時の物です
また先日、ダイソン社よりご連絡がありダイソンアワード授賞式に招待いただきました。
授賞式の様子など後日改めてレポートする予定です。
id.artsの電子工作
弊社でも様々なオリジナル電子工作品を開発し公開していますが、2013年末~2014年前半に掛けて徐々に市場へ電子工作製品をリリースしていく予定です。
Gugenとは(公式サイトより引用)
Gugen(ぐげん)は
「未来のふつう」としてありそうなハードウェアを実用性や商品性の観点で表彰するコンテスト。「未来のふつう」に成長する可能性のあるオリジナルのハードウェアを個人や法人問わず募集します。私たちの未来の生活の中で当たり前のように使われるであろう、全く新しい家電やデジタル機器、家具、ファッション、おもちゃなど、様々なジャンルの「未来のふつう」を制作&発表してみませんか? Gugenについての詳細は「Gugenがめざすこと」を御覧ください。
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