EXTRABOLDは大型造形機器開発と次世代人材を育成

EXTRABOLDは新たなモノづくりの基準となる大型3Dプリンタ開発と次世代の人材を育成する

最先端の3D技術を用いた各種コンテンツを展開する DiGINEL(デジネル)及びデジタル職人による技術者集団 DiGITAL ARTISAN(デジタルアルティザン:共に代表 原雄司)は、Mistletoe(ミスルトウ:代表 孫泰蔵)の100%子会社となる新会社「EXTRABOLD(エクストラボールド:代表 原雄司)」を2017年12月に設立。同社は、2019年1月にオープンする新たな拠点(池尻大橋)で、ペレットタイプの大型3Dプリンタを中心とした新しい造形加工機の展示や開発、次世代のモノづくり人材を育成するためのプロジェクト「DiGITAL ARTISANS GYM」の本格的な運営を開始する。

大型3Dプリンタの開発

同社が開発する3Dプリンタは、輸送用コンテナの機密性を活かした庫内温度コントロールにより、高速で安定した造形と、様々なペレット材料を扱えるFFF方式の大型3Dプリンタとなっている。

初期モデルとなる10フィートサイズの大型3Dプリンタ「EXF-10」スペック

  • 外装サイズ:1.7m x 2.0m x 2.1m
  • 造形サイズ:1.4m x 0.8m x 1.0m
  • ノズル経 :1.0mm~5.0mm
  • エクストルーダー温度:最大350℃
  • テーブル温度:最大120℃
  • 最大吐出量:5kg/hの高速造形

同社は、2019年1月にオープンする池尻大橋(目黒区大橋2−22−42 No.R池尻大橋 1F)の新オフィスにて、10フィートタイプの「EXF-10」の運用テストと造形サービスを開始すると共に、2019年春頃にリリースを予定している大型3Dプリンタの製品版(価格未定)の開発を進める。
また今後の計画として、20フィートサイズのペレットタイプ大型3Dプリンタ「EXF-20(3.8m x 2.4m x 2.4m)」や、マルチ材料に対応するデュアルヘッドエクストルーダー、CNCヘッドなどを開発する。

次世代人材育成プロジェクト「DiGITAL ARTISANS GYM」

エクストラボール代表の原氏は「これからのモノづくりに必要な人材は、3Dソフトウェアや最先端のデジタル機器を扱える知識だけでなく、旧来からある職人的な要素(アナログ)を有した人間が必要です」として、デジタルとアナログをバランスよく学び、次世代のモノづくりを担うための人材を育成するためのプロジェクト「DiGITAL ARTISANS GYM」を開設。様々な3D関連技術を習得し、企業間コラボなどを拡充する。


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