Desktop Metalの株主がNano Dimensionとの合併を承認

Desktop Metalの株主がNano Dimensionとの合併を承認、取引完了は第4四半期の見込み

2024年7月、Nano Dimension による買収が発表された Desktop Metal の株主は、先に開催された特別株主総会において、同買収に関する契約を承認。合併契約の投票に参加した全株主のうち、96%以上が賛成票を投じたという。
今回の株主承認により重要な要件が満たされたこととなり、本取引は2024年第4四半期に完了することが見込まれている。
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2024年10月2日に開催されたDesktop Metalの株主総会の最終投票結果は、Desktop Metalにより、米国証券取引委員会(SEC)にフォーム8-Kによる最新報告書として提出される。

Desktop Metalの創業者であり最高経営責任者(CEO)であるリック・フループ氏は、「長年にわたりDesktop Metalを支援してくださった株主の皆様が、当社取締役会の勧告を受け入れてくださったことを嬉しく思います。この業界が自立するためには、優れた製品とテクノロジー、そして強固な財務基盤の組み合わせが必要です。Nano Dimensionとの合併合意は、株主の皆様がDesktop Metalの現在の保有分から価値を実現するための最善の提案です。株主の皆様のご支援に感謝いたします」と述べた。

また、Nano Dimensionの最高経営責任者(CEO)であり、取締役会のメンバーでもあるヨアブ・スターン氏は次のように述べた。
「Desktop Metalの買収を完了し、デジタル製造分野における強力な新たなリーダー企業を構築するためにまた一歩近づきました。現在、Nano Dimensionは必要な規制当局の承認を取得することと、合併後の統合計画を最終決定することに集中し、この取引を完了させ、新しい事業をできるだけ早く前進させることができるよう努めています。その後、間もなく完了する予定のMarkforgedとのさらなる事業統合は、収益性の高い業界リーダーを築くという目標を強化するものです。」


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