600mm/sの超高速3Dプリンタ「K1C」

2024-3-8
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600mm/sの高速プリントと精密造形を実現した「Creality K1C」予約受付開始

3Dプリンタメーカー Creality は、高速プリントとユーザーフレンドリーなセットアップで高い評価を得た「K1」シリーズの最新モデルとして、信頼性の高い押出システム、改善されたフィラメント互換性、AIカメラやエアフィルターなどの新機能を導入した「Creality K1C」を発表。予約受付を開始した。

オールメタル押出機を搭載したK1Cは、1000時間の詰まりのない押出を実現するため、フィラメントを確実にグリップする強化スプリングとボールプランジャーを組み込んでいる。硬化鋼製のユニコーンノズルの採用により、PLA-CFやPETG-CFのようなカーボンファイバー充填フィラメントの扱いが可能となっている。

K1の機能を強化したK1Cは、ぐらつきを最小限に抑え、ゴーストやリンギングなどの潜在的な印刷不良を低減。また、ダイナミックバランスの取れたホットエンドとプリントヘッド上のパーツ冷却ファンが、高品質のプリントを実現。

組み立て済みで購入後からすぐにプリントを開始できるK1Cは、初期設定を簡素化。自動較正機能により、手動による水平テストが不要で、AIカメラの追加により、リアルタイムモニタリング、エラーアラート、タイムラプス撮影を可能とし、ユーザーエクスペリエンスに利便性が加わった。

静かな3Dプリント体験を約束するK1Cのサイレントモードは、騒音レベルを45dB以下に抑え、本体内蔵のアクティブカーボンフィルターは、プリント中に放出される化合物や粒子を浄化し、3Dプリンタ設置環境の安全性を約束。

Creality K1C スペック

● 製品名：Creality K1C
● 造形サイズ：W220×D220×H250mm
● 本体サイズ：W355×D355×H482mm
● 本体重量：12.4kg
● 印刷速度：≦600 mm/s
● 加速度：≦20000 mm/s²
● 印刷精度：±0.1mm
● レイヤー高さ：0.1 – 0.35 mm
● エクストルーダー：デュアルギアダイレクトエクストルーダー
● ノズル温度：≦300℃
● ヒートベッド温度：≦100℃
● プラットフォームシート：PEIスムースプラットフォームシート
● レベリングセンサー：あり
● ディスプレイ画面：4.3インチカラータッチスクリーン
● 振動校正：あり
● スリープモード：あり
● エアフィルター：あり
● AI LiDAR：オプション
● AIカメラ：あり