- 2014-10-25
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様々な素材に対応した本格的デスクトップCNCフライス盤「Carvey」がKickstarterで資金調達中
国産デスクトップ型切削機として、リリースされたばかりのローランドDG切削機「SRM-20」をご紹介したばかりですが、今回注目したCarveyは、様々なマテリアルに対応したデスクトップ型のエントリーモデル。
Carveyは、木材、金属、プラスチックなどの多様な材料から高品質のオブジェクトを作ることを可能にする3次元彫刻機。Easelと呼ばれる無料の設計ソフトを利用し、3ステップの簡単な作業でアイデアを具現化する3次元切削加工機。
まず、切削するデザインをソフト上に読み込み、材料を選択して本体にセット。最後に「Curve(切削開始ボタン)」をクリックするだけの3ステップ。
Easelと呼ばれる専用ソフトウェアを使用して、デザインに合わせて材料を削ります。
筐体全体を覆うカバーは、切削屑の飛散や騒音防止の役目をはたしている。
3ステップで切削スタートできるフリーソフト「Easel」は、インターフェイスもスッキリデザインされており、とても使い勝手が良さそうですね。
Carveyが対応する主な材料は以下の通り
- クルミ、カエデ、マホガニーなどの広葉樹
- 松やバルサのような針葉樹
- コルク
- 合板、MDF
- アルミニウム、銅、真鍮、銀、金などの軟質金属
- 回路基板
- アクリル、HDPE、デルリン、コリアンとPVCのようなプラスチック
- ワックスやフォーム類
- リノリウムや他のスタンプ素材
Carveyは既に目標額を達成していますが、現在もKickstarterで資金調達中
出資プランは以下の通り
- アーリーバードは1999ドル
- 通常出荷モデルは2399ドル
- 限定Carvey+メーカーパックは2750ドル (既に完売)
- 通常出荷Carvey+メーカーパックは2999ドル
- その他、7500ドル、10000ドルのプランが容易されている。
製品の第一次発送時期は2015年1月から。第二次出荷は2015年9月以降を予定。
アメリカ国外への発送は送料として別途150ドル~350ドル。
Carveyの切削サンプル
シルバージュエリーを削ったり
眼鏡フレームを削ったり
アルミとウッドを削ってアンプを作ったり
このような立体地図を削ったりもできちゃう優れもの
プロモーション映像はこちら
技術仕様
- 外寸:610mm×610mm×460mm
- ワークエリア:300mm×200mm×70mm
- 解像度:0.025mmRun
- ランアウト:0.01524mm
- スピンドル回転数:3000-12,000(300W)
- 本体重量:27kg
- 対応材料:木材、軟質金属、発泡体、プラスチック、回路基板
- 接続:USBポート
- システム要件:Chrome Webブラウザ、64ビットのMac、Windows、USBポート
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