嚥下障害のある高齢者向けに、安全性と栄養、食べる楽しさを両立する3Dプリント食の可能性を検証
英国ヨークシャーで介護施設を運営する Spellman Care は、リーズ大学と共同で、嚥下障害のある高齢者向けに新しい食事を開発する研究を進めている。目的は、飲み込みやすさを保ちながら栄養価と見た目の楽しさを高めた食事を、フード3Dプリント技術によって実現することにある。

嚥下障害のある人の食事は、誤嚥や窒息のリスクを防ぐため、食材をペースト状やピューレ状に加工することが一般的だが、この方法では料理の形が失われやすく、水分を加えることで栄養密度が下がる場合もある。介護施設では低栄養が大きな問題となっており、英国では65歳以上の約130万人が低栄養のリスクを抱えているとされる。
そこで研究チームは、3Dプリント技術を使い、やわらかい食事でも元の料理に近い形を再現できる食品の開発を進めている。層を重ねて成形する3Dフードプリンターの特性を活用することで、見た目を整えながら、たんぱく質や食物繊維などの栄養バランスを細かく調整できる可能性がある。

今回の研究では、大学だけでなく介護施設の料理長や介護スタッフも参加し、厨房の作業や配膳の流れなど実際の現場に適した運用方法を検討。次の段階では、Spellman Careのスタッフがリーズ大学を訪れ、3Dプリント食品の試作品を評価する予定だ。
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